【追記あり】メディアとしてのインターネットとiPad

   

Kindle Fire HD 16GB


なかなか進まぬ電子書籍。
昨今、Kindleも発売され、だんだんとコンテンツが増えてきてはいるものの、爆発的な広がりは見せていません。
不思議に思っていたのですが、この記事を読んで少し理由が解ったような気がします。
参考サイト:The Daily はなぜ失敗したのか « maclalala2
つまり、従来の新聞やテレビのメディアとインターネットをメディアとして捉えた場合、似て非なるモノなのではないでしょうか。


これまでのメディアは、不特定多数の人達を相手にするために、最大公約数的な記事や話題を取り扱っています。
世界で起こっていることは千差万別、日々ニュースになるような出来事は常に起こっているので、それを多くの人に伝えるのが使命だとも言えます。
また、公共の電波や紙面を使って、様々な嗜好やを持つ大衆に様々なニュースを配信するのは当然でしょう。
まして、ほとんどの新聞や週刊誌は有料で配信されているので、より多くの人の期待に応えなければなりません。
言わば、広く浅くが宿命とも言えます。


一方、インターネットのニュース、私個人を例に取るならば目にするのは、ほとんどがApple関係やIT関連のニュースがほとんど。
”ニッチ”で”コア”なんですよね。
私も今年の春、Retinaな新しいiPadを買って、久しぶりに日経新聞を読むようになりました。
現在は資金難に陥って、無料会員に格下げしましたが(笑)、それでも十分楽しめています。
また、Web無料会員でも月々20記事までは有料記事が読めるのでオススメ
iPadの高精細な画面と操作性、日経新聞アプリはなかなか出来が良くて、お気に入りでした。
やはり一般紙よりもコア話題を扱う日経新聞の方が、インターネット向きなのかもしれません。
それにインターネットのニュースは、求めれば求めるほど知識欲を満たしてくれるクエスト型のメディアです。
ネット配信する側は、そんな読者の欲求を満たす記事を書き続けることなのでしょう。
つまり、今回のThe Daily紙の失敗は、iPadやタブレット端末がメディアの媒体として、劣っているのでも、不向きなのでも無く、
水田で大根を育てようとしたこと
にあるのだと思いました。
日本経済新聞 for iPad 1.0.5(無料)App
カテゴリ: ニュース, ビジネス
販売元: NIKKEI INC. - NIKKEI INC.(サイズ: 3.1 MB)
全てのバージョンの評価: (1,387件の評価)


【追記】
参考サイト:世界初のiPad新聞「The Daily」が2年であえなく廃刊...中の人が見た創刊の修羅場 : ギズモード・ジャパン
やはり、既存の新聞や週刊誌などをそのまま電子書籍として出版しただけでは、ギズモードの記事にあるように「豪華なPDF」にしか過ぎず、かといってSteve Jobsが糞だと言ったSports Illustrated - Tablet Demo 1.5のように多機能すぎて使う方が混乱するようなアプリでは受け入れられないでしょう。
答えは、iBooks Authorにあるような気がします。
iBooks Author 2.0(無料)App
カテゴリ: 仕事効率化
販売元: Apple - iTunes K.K.(サイズ: 283.3 MB)
全てのバージョンの評価: (174件の評価)


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