さらば PowerBook

   

PowerBookって憧れだったんですよ。
初代iMacを使い出した頃から、カッコええな~っと思ってました。
PowerBookを持ってもいないのに、POWER BOOK ARMYさんとかを見に行ったり、PowerBook大改造計画とかの本を買ったりして、「すげ~な~」とか「ここまでやるのか?」とか思いながら読んでました。
私たちのような昔からのMacユーザーにとっては、PowerBookというのは一種のステイタスだったのです。


私がPowerBookに夢中になりだした頃は、まだPowerBookG3、黒く林檎意識したような曲線的な筐体、ブロンズ色でシースルーのキートップがセクシーでした。
外見だけじゃなくて、FireWireやAirMac対応など当時の最先端の技術を盛り込んだ性能もとってもセクシー・・・
当時は、Macを置いているパソコンショップが近くに無くて、実機にも触ることなく雑誌の写真だけを見て「いつかはPowerBook!」と思ってましたっけ。
それまで使っていたノートブック型Windows機が壊れたとき、PowerBookを買おうかなとも思ったのですが、「まだ俺のような未熟なMacユーザーが持つようなPersonal Computerじゃない!」と思って、当時出たばかりのiBookG3 500MHz(Dual USB)を買った記憶があります。(2001年)
購入者の方が気後れするようなPersonal Computerなんて他に出会ったことがないです。
そのiBookG3が壊れ、Macと出会ってから6年後の去年2月末に今この原稿を書いているPowerBookG4を買いました。
(現行機種の1つ前の型)
実際に買って使ってみた感想が、

やっぱすげーわ

でしたね。
今まで触ったノートブック型Personal Computerとは別次元の高級感&フィーリング。
なかでも感動したのは、キーボードタッチの良さ。
人によっては浅すぎると感じるかもしれませんが、私にとっては高級万年筆を思わせる書き味なのですよ。
アルミニュウムのキートップが滑らかで、iBookで感じたギクシャクした引っかかりがありません。
一時期、外付けキーボードを繋いで使ったことがありましたが、やっぱりこのキータッチが忘れられなくて外してしまいました。
もうこれ以外でblogの原稿を書こうなんて思いません。
現行機種もそうですけど、インターフェイスは、FireWire400&800、USB2.0、PCIカードスロット、等々満載。
なんでも来い!って感じです。
性能的には、型落ちになってしまうのでしょうが、そんなことどうでもいいんです。
なんだか、使っているだけで満足なんですよ。
さすがPowerBook!今まで恋いこがれただけのことがあるってもんです。
そんなPowerBookが、MacintoshのLineupから消えようとしています。
もちろんMacBookProも同じような筐体を使っているし、性能もAppleの発表では4倍速いらしいです。
しかし、伝統のあるPowerBookの名前は残して欲しかったな~っというのが正直なところです。
結局G5の搭載がならずに悲運の名機と感じてしまうのは、感傷に浸りすぎでしょうか?
数年後、もし誰かに「それってMacBookProですか?」と問われても
いえ、PowerBookです!

と胸を張って言えます。
そんなPersonal Computerがなくなっちゃうんです・・・

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