どのMacを買おうか迷ったら

   

オーディオの世界はよく「泥沼だ」と表現されたりします。
まぁ、上を見ればキリがない。
ちょっとその辺のオーディオショップ(Web含む)へ立ち寄れば、数百万円のアンプやスピーカーがゴロゴロしてます。
信じられないかもしれませんが、1メートル数十万円もするスピーカーコードも珍しくない。
それらの超高級機材を使ってオーディオファンは何をしようとしているのかというと、音場(おんば or おんじょう)の再現。
つまり、Jazzだったらライブハウス、クラシックならコンサートホール、あるいは録音スタジオで奏でられた音などを目の前に再現すること。
スピーカーが目の前から消えて、録音当時と同じように楽器を持った演奏者達が目の前で演奏を始めるのが理想の姿、目的・・・のはず。


さて、ここで大きな問題が1つ。
そこで繰り広げられた録音当時の演奏というのは、そこに立ち会った人達しか聴いていないということ。
つまり、コンサートホールなら数百人、ライブハウスなら数十人、スタジオ録音ならそれこそスタッフ関係者だけしか聴いていない。
そこでその他大勢のレコードやCDの音源を買った人達は、当時の音を想像しながら再現することになります。
「このバイオリンの響きは、もっと澄んでいるんじゃないだろうか?」
「ここでのマイルスのペットの音はもっと力強いんじゃないだろうか・・・」等々
ここに泥沼にはまる一因があるような気がする。
解答の無い数学の答えを解いているようなもの。
いつまでたっても答えが出やしない。
もちろん細部の音の表現に拘(こだわ)るのは大切だと思うけど、大事なのは音楽を楽しむ事ではないでしょうか?
オーディオマニアの人の中には、総額何千万円もするオーディオ機器を揃えているが、数枚のCD等の音源しか持っていない人もいるとか・・・
その人にとって何千万円のオーディオ機器は、すでに音楽を楽しむものでは無く、音源に録音された音を再現するための実験装置になってしまっているのです。


ここで林囓らしく無理矢理Macを絡めると・・・(笑)
「今度のMac Proは、Xeon搭載で64bit!メチャクチャ速くなったから買っちゃった!メモリもバリバリ8ギガだぜ! ついでにモニタもAppleCinemaHD 30インチに買い換えたぞ!」
で何するの?
メールとインターネット !
まぁ、こういう人はAppleにとってとってもよいお客さんなのでしょうが・・・
Macの全部がIntel搭載になり、早くもIntelになってからマイナーバージョンアップされた iMacも登場して目移りしている人も多いでしょうが、「自分がMacを使って何をしたいか」をもう一度考え直してみると自ずと自分に合ったMacが見えてくるんじゃないでしょうか。
オーディオもPersonal Computerも、目的を達成するためにあるただの道具なのですから。
でもでも、Left Aloneジャッキー・マクリーンのサックスはもっとこう甘く情感たっぷりに鳴るはず・・・・・・アンプ変えようかな~

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