やっぱりiTunes

   

今日友人が部屋へ遊びに来た。
彼は、音楽は好きだがJazzについては初心者。
いつものごとく私がいろいろJazzについてうんちくをたれる。
そんな時に活躍するのがiTunes
いろんなJazzプレイヤーの音源を聴かせたり、映像を見せたり。
YouTubeから落としておいた映像が役に立った。
Jazzは、Classicに比べたら生まれてから間もない音楽だ。
私が好きな、ハードバップが生まれたのは1955年頃、私の感覚ではつい最近。
それだけに有名なJazzプレイヤーを身近に感じることができる。
もし、iTunesが無かったら私は友人にJazzを説明するために、音源ファイルやCDを探したり、YouTubeのから落とした映像ファイルを探し回って時間を無駄にしていたことだろう。
そうやって考えると、やっぱり「iTunesがあって良かった」と思える。


iTunesがOS9(でしたよね?)に標準装備された当時、私は某社のアプリケーションソフトで音楽をMacへ取り込んでいた。
圧縮できるファイル形式もMP3だけ。(だったと思う)
今のように、音楽を管理したり。聴くというよりも、「こんな事もできるんだ」という興味半分だったように思う。
というのも当時は、Personal Computerで音楽を聴くなんて考えられなかった時代。
もちろんiPodも無かった。(と思う)
MDに代わる圧縮音楽形式へのアプローチとして、Personal Computerを介して制御するMP3プレイヤーというものが登場したころだった。(と思う)
※(と思う)等々が多いのは、その頃私が音楽からもっとも遠ざかっていた時期なのでしょう。正直言って音楽への興味を失っていたのだと思う。
ところが、約10年後、オーディオメーカーが発売している豊富なiPod スピーカー
私がいつもお世話になっている真空管アンプのザ・キット屋さんでもPersonal ComputerからUSBで音源を取り込む事ができるプリアンプ等が発売されている。
なんでもそうかもしれないが、コアなファンというのは頑(かたく)ななもので、新しい形式や文化を容易に受け入れようとはしない。
レコードに代わってCDが発売された時、もっと遡ればカセットテープなんかも出始めた当初はファンからは受け入れられずにいた。(今でも?な人はいるかもしれませんが・・・)
ITunesの登場で、Personal Computerはオーディオの中でも完全に音源の一つとして迎え入れられた。
iTunesがこんなに普及し成功したのは何故か?と考えるにAppleのスティーブ・ジョブズ氏自身が音楽好きであるということだ。
つまり、自分が欲しいものを開発する、形にする。
そういう熱意とか想いとかがiTunesから伝わってくる。
モノが好き2」さんの記事「スティーブ・ジョブズ 成功を導く言葉経由で知ったスティーブ・ジョブズ氏の言葉がそのことを語っています。
音楽はしばらくその重要性を失ったかもしれないが、iPodは音楽が人々の生活に真に意味のある形で戻るのを手助けした。


今日友人と一緒に見た映画のことを思い出しました。
ニューオリンズ [DVD]
サッチモやビリーホリデーが、とっても楽しいJazz(の原型?)を演奏して、楽しさ溢れる映画なのですが、その終盤で主人公のニックが、部下に「なぜJazzバンドをライバルのホールへ出演させるのですか、我々で独占しましょう」と問われるとこう答えます。
「音楽はみんなのものだ、--中略--もっと演奏者を集めてジャズを普及させるんだ!」
そうiTunesもPersonal Computerの普及と共に音楽を再び我々の元に引き戻してくれた。
iPodも音楽を我々に引き戻してくれたとても素敵な発明だと思います。
音楽の普及のために寄与したということで、表彰しても良いと思うのですが・・・
JASRACさん。


 iTunes Music Store(Japan)

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