インターネットの繋がりはとても人間味溢れる世界だった-インターネット2010から-

   

先日のオフ会、二次会も盛り上がりましたよ。
私も一次会の緊張から解き放たれ、ホッとしてみなさんと一緒にビールや手羽先を美味しくいただきました。(^.^)
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そんな席上で若い方達と盛り上がって楽しくお話ししました。
お一人の方から「いつもBlogを読んでます」って言われたりして、嬉しくなってインターネット2010の講義で語られた話を思わず熱弁。^^;
結構酔っ払いだったので、しどろもどろだったのですが、このiTunesUの番組は私のお気に入りです。

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以前記事にもしましたが、とてもiTの授業とは思えない、暖かな素晴らしい話が聞けます。
うろ覚えの部分もありますから、間違っていたらごめんなさい。


メイン講師の慶応大学村井 純教授はインターネットの黎明期からその開発に携わった方で、日本へ米国からインターネットを繋げたのもこの方。
インターネットというシステムを作り上げるのに尽力した方です。
脱線する場面が多いのですが、この方の授業(話)がまた面白い。
例えば、アナログとデジタルとの違いは何か?
YouTubeがどうやって著作権を克服したか?
Twitterはほとんど広告も出していないのに、どうやってもうけているのか?
何故インターネットができたか?
元々、米ソの冷戦下に考えられたそうです。
それまでの情報の流れは、中央に拠点があってそこから下に情報が流れる構造。
通常の会社や国の組織のように、ピラミッド型の形態をしていて、上から下へ流れていく形態をしていました。
でもそれでは、中央の拠点がやられてしまったら、末端は混乱して組織は崩壊します。
一部が敵から攻撃されても崩壊しないシステムを作ることができないか?
この授業を聞いていると、インターネットは人間の英知を結集して作られたシステムであることがよく解ります。
iTやデジタルというと何か機械的な人間味の無い印象を持つかもしれませんね。
私もそうでした。この授業を受けるまでは。
しかし、インターネットはとっても人間味溢れる、優しいシステムなんです。
システム要素
・自立-インターネットは、個々の端末が独立していて、各個が単独でインターネット端末として機能します。
端末(Personal Computer)が強く(成長)なれば、システム全体が成長し強力になります。
そして、端末の能力の差はあれ、端末1個1個が平等です。
・分散-あちこちに分散していて存在しています。それがゆえに、どこにも中心が無く優劣のヒエラルキーが存在しません。
なので、ネットワークの一部が壊れても迂回路があり情報が確実に相手に到着します。
・協調-それぞれが協力しあって存在し、お互いに連絡を取り合い一定のルールに従って運営されています。
だから、独立しているからといって、各端末が自分勝手な行動をすることはありません。
よくアクセスが集中してサーバーがダウンすることがありますが、それはインターネットの構造上、そのように作られているからです。
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(二次会の席で熱弁したのもこの部分)
データ(荷物)はパケットという小包の中に小分けして入れられ送られるのですが、あまりにデータの要求が多くなり耐えられなくなったらそのパケットを放り投げていいことになっています。
放り投げられたパケットは、送った端末がまた送ることになっています。
そうすることで、サーバーを守りシステム全体がダウンすることを避けることが出来るんです。
もし、サーバーが送られたデーター(荷物)を是が非でも処理しなければならないシステムであったなら、そのサーバー自体が壊れてしまうでしょう。
すると、そのサーバーは新しく設置されるまで使うことができません。
もし、新しくならなければ使えない廃墟と化します。
そんな廃墟が増えていけば、最終的にそのシステム自体が機能しなくなります。
人間の世界でも、同じですよね。
1人の人にストレス(アクセス)が集中した時に疲れた人が気兼ねなく休むことができるシステムがあれば、その人を守ってあげることができるんです。
また、アクセスが集中して交通渋滞になった時、全てのデータ通信速度が遅くなるように取り決めがされているそうです。
なので、遅いながらもデータが確実に相手に届くようになっています。
そして、交通渋滞が解消された時も我先にとアクセスが集中するのを避けるために、ゆっくりと走り出すようにルールが決められているとのこと。
思いやりと譲り合いの精神
そんな優しい心遣いがあるからインターネットは、壊れない。
そして主役はどこにも全体を制御している頂点が存在しない端末(ユーザー)の集合体であり、端末(ユーザー)がコントロールを持つことにより、そこには自由な開発、自由な創造がある。
その他にも、目から鱗が落ちるような話がいっぱい出てきます。
* * * * * * *

いつの日かインターネットのような世界が来れば良いですよね。
誰も支配しない、誰も君臨しない。
だけど、キチンとルールを保ち協調し合って暮らせる。
個々が自立し、思いやりを持って他人に接することができる世界。
二次会で語りたかったのもそんなこと。
そして、今回のオフ会に集まっていただいたブロガーの方々は、普段は全国各地に分散し、自立してそれぞれ活躍しているけど、インターネットで繋がった仲間のために集い、慈しみ、励まし合う。
Blog、Twitter、Facebookなどインターネットで繋がった世界は、実に人間らしく暖かい心を持った世界だと再認識しました。
時々インターネットは誹謗中傷が絶えず冷たく怖い世界だと言う人がいますが、実は人間味を失い心が冷えているのは、現実社会の方で、インターネットはそれを鏡のように映しているだけではないのでしょうか?

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未だ観てない。(T.T)

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