動画のダウンロード販売について思う

   

AppleTVの発売が日本では未定になっています。
Appleはこの商品で、本格的に音楽配信の動画版ともいえるサービスを展開しようとしています。
現在も、あちらのiTunesStoreでは、テレビ番組のダウンロードができるようになっているようですが、当然日本ではできません。
iTunesのライブラリーにある「テレビ番組」のコンテンツが虚しいです。
なぜ、日本でこのダウンロード販売が開始されないのかというのは、みなさんご承知のとおり「著作権」の問題が大きい。
その問題をどうこう言うつもりはありませんが、非常に残念なことは確か。
この問題がクリアされれば、放送業界にとっても、消費者にとっても良いことづくめだと思います。


★消費者にとって
消費者、つまり我々にとっては、言うまでもなくメリットが大きいです。
現状では、過去のドラマを見たければ、DVDを借りるか、買うか。
まともに見ようとすると、この2つしか有りません。
うちの嫁さん(キムタクファン)は、「ヒーロー」を何度も借りて見ています。
(もう、買った方が安いくらい(笑))
まぁ、こういう例は珍しく、たいがい「あ、ちょっと見てみたいな」と思ってDVDを借りて、一度見てしまうと2回も3回も見たりしません。
ですから、期限付きのダウンロードでも何ら問題がない。
何が言いたいかというと、現状ではCSなどの有料番組を除いて、一般向けの民放は見るためのコストがほぼ無料に近いが、DVDは一枚数千円する。
この価格差に買う側も二の足を踏みます。
買わない場合は、レンタルになるのですが、ネットで借りるにしても、レンタルショップで借りるにしても時間や手間がかかります。
ダウンロード販売の場合、この手間暇がかからない。
タイトルを選んでポチッとするだけ。
それと、もう一つは、iPadなどの普及によって、少し前に音楽業界で起こったことが、同じく動画業界でもできるようになったからです。
つまり、動画を持って外に出ることができる。
現在でも、ポッドキャストの番組をダウンロードして、出先で見ている方も多いと思いますが、同じようにクオリティーの高いドラマや、映画を観ることができれば、普段忙しくてなかなかじっくりドラマなどを観ることができない人にとっても朗報です。
★放送業界にとって
現在、広告収入の減少に悩む放送業界にとって、まとまった収入が見込めるようになります。
そうなれば、スポンサー無しの番組が作ることができるかもしれない。
NHKにしても同じです。
頭を下げて、国民から直取りせずにすみます。
そうなれば、スポンサーの意向に沿わずにすみ、もっと実験的な、作成側が思い通りの作品が作れ、クオリティーも上がると思いますよ。
私は、ほとんどテレビドラマやバラエティーは観ないのですが、それでもNHKのドラマなどは最近観るようになりました。
うん、ここ数年NHKのドラマの質が上がって観ていて面白いんです。
ですから、この春引っ越したばかりの時、NHKの奇襲に遭いましたが、抵抗せずに受信料払いました。
(もうちょっと安いと嬉しいんですが・・・)
DVDになるのを待っていては、観る側の熱が冷めてしまう。
まだ熱いうちに売れるのも、ダウンロード販売の強みだと思います。
DVDが売れなくなるかもしれない。
と思うかもしれませんが、そこはそこ、ハードウエアのうま味を生かして、パッケージに凝ったり画質を上げたりすれば、相乗効果によって売れると思うのですが・・・
実際、ファーストガンダムのDVDBoxは、ヨダレが出るほど欲しいです。(T.T)

★あるべき方向へ
人間価値のある物には金を払う物だと思うし、お金を払うことによって番組や、映画業界を育てていく、そうやって好循環を作れば、観る側としてもクオリティーの高い物を観ることができる。
良いことずくめではないでしょうか?
それに、iPodがそうであったように、iPadなどの普及によって、これからまだまだ映像を気軽に楽しめる需要は増えると思います。
法律や、規則を改正するのも大変だとは思いますが、「著作権」の規定に関して関係省庁の公務員のみなさんには、国民のために頑張って欲しいものです。
あ、それよりもどこかの団体に天下ったOB対策の方が大変なのでしょうか?
まぁ、私的には、新しいAppleTVが買えないのが残念でならないだけなのですが・・・

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