居酒屋林囓 - iPodとスピーカー 前編-

   

のれん
なんや、珍しいな おにいちゃんからの呼び出しやなんて。
はっは~ん またワシをハメようとしとるな!
参考記事:居酒屋林囓 リビングのPersonal Computer
そっちにおる Bei Xu(ベイ・シュー)ちゃん似の可愛い子もぐるか?

 iTunes Store(Japan)
なに? この子がiPodのスピーカーのどれを買ってええか分からんからアドバイスして欲しいって?
おにいちゃん・・・
あんたは偉い!
よくぞ訊いてくれた! おじさんに!
女将! 今夜は話が長なるから、今日のお勧めを右から順番に持ってきて。
もちろん、おにいちゃんの奢りでな!
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※↑の「-----」部分にカーソルを持っていくと おにいちゃんの心の声が聞こえます。


そうやな~ iPodが爆発的に売れたから、iPod用スピーカーもいっぱい出とるし、スピーカーに限らずその周辺機器もいっぱい発売されとる。
iPod Storeを見ても分かるように、ケース、ヘッドフォン、スピーカー、カーオーディオ関係 etc・・・
この経済効果っていうのはすごいもんがあるな~。
ただの音楽を聴くための機械にこれだけの周辺機器が発売されとるなんて、ウォークマンの時にも無かった現象やな。
中でも、ヘッドフォンやスピーカーメーカーは、一般向けにはあんまり知られとらんかった会社まで一般に知られるようになってきた。
昔からAppleと付き合いのあるBOSEなんかも力を入れて作っとるしな。
出始めた頃は、オーディオをある程度知っている人や無いと、「BOSE?ボーズ?」とか思たんと違うかな~

蝉丸

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去年は、高級オーディオアンプで知られるマランツが、iPodとマランツのアンプを繋ぐ専用のiPod用Dockを発売してたしな。

hi_ma01.jpg

参考記事:マランツがiPod用Dock発売
iPodは、一流のオーディオ機器メーカーもたかが「MP3プレーヤー」とバカに出来やんほど売れとるからな。


人が音楽を聴くスタイルは、時代と共に変化してきた。
とは言うても長いこと音楽は、生演奏で聴くしかなかった。
シューちゃん、このアジのたたき美味しいぞ。
口の中に入れると何とも言えん旨味が出てくる。
こういう魚には、淡い香りのする酒が合うな~
女将!まろやかながらもすっきりとした味わいのスッキリとした味わいの純米浦霞を出して!
そやから、自分が聴きたい音楽を聴こうと思ったら、ヨーロッパの貴族のように演奏家を呼んできて演奏させるしか無かった。
と~ってもお金がかかる贅沢なもんやったんや。


1920年代初めになると、米国では一般家庭にもピアノが普及しだして、街角で演奏して楽譜を売る商売があったそうや。
つまり、人間が楽譜に書かれた音楽を再生する機械やった。
そういうところから、楽譜を買ってきて家で演奏して楽しんだんや。
同じ頃、現在のスピーカーの原型、ダイナミック型スピーカーが発明される。
その後、1930年代になってトーキー映画の発展と共に劇場用の大型スピーカーがウエスタンエレクトリック社やRCA社とかで開発されるようになって、一般家庭用にスピーカーが普及しだしたんが、第二次世界大戦後のことや。
つまり、一般家庭で今みたいに音楽を聴くことができるようになってからまだ数十年しか経ってないというわけや。
あぁっ~ 旨い! おじさん幸せ~
そのウエスタンエレクトリック社の音響機器部門として発達したALTEC LANSINGという会社がある。
この会社は、もともと劇場用のスピーカーを作っとっただけあって、民生用のスピーカーはあんまり発売してないけどな、そのカラッとした明るい音とスパッと飛んでくる音の軽さがジャズ聴くには最高や。
そのALTECの劇場用のスピーカーがオーディオファンには大人気で、家に入れとる人もいっぱいおる。
人の背丈ぐらいあるスピーカーやけどな。

A5

※ 画像提供は、ハイファイ堂さん
おじさんは、趣味でスピーカーを作るけど、このアルテックのスピーカーユニットを使とる。
もちろんそんな大きなもんや無くて、直径10センチとか20センチのユニットやけどな。
ALTECのスピーカーの特徴は、能率(のうりつ)が高いスピーカーが多いことや。
「能率」ってなんやって?
女将!蟹ミソもシューちゃんの分と2つな!
蟹ミソ×2

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1ワットでどれだけ大きな音が出るか、という目安の数値や。
アンプでスピーカーへ1ワットの音声を入力すると、1メートル離れた場所で何デシベルの音が聞こえるか測定する。
今発売されとるスピーカーの能率は、だいたい80デシベル台やと思うけど、このALTECのスピーカーユニットは、95デシベルくらいから、100デシベルを超えるものもある。
3デシベル違うと1ワットを入力した時の音量が倍違うらしい。
1ワット当たりの効率がええということやな。
詳しくはこれよんで→スピーカーの能率、その衝撃の真実 /ProCable
なんで能率のええALTECのスピーカーが好きかというと、おじさんが好きな、1950年前後のジャズは、ライブ録音やスタジオ録音でも一発取りが多い。
お客さんの咳払い、コップがぶつかり合うカチカチという音、演奏中のプレイヤー同士のかけ声、うなり声。。。
なんて言うかな~ レコードから、暖かい音が浮き立って出てきて、録音当時の雰囲気、雑音までも再生してくれる。
そして、おじさんをあたかもそのライブハウスにおるかのような気分にさせてくれるんや。

Sonny Rollins / Blue Note(1999/09/14)
Amazonランキング:45870位
Amazonおすすめ度:

ロリンズのピアノレスカルテット
聞き返すほどに引き込まれていく名ライブ!
炸裂するドラム、これぞジャズ!



特にこのアルバムがお勧めやぞ! ↑
やけどな・・・そんな、すばらしいALTECのスピーカーユニットが・・・・・
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(次回へ続く)


C M




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