日本人はノートがお好き?

   

日本人ってなんでノートパソコンが好きなんだろう。
整備済製品の売れ行き具合を見てもそうだ。
ノートパソコン(PowerBook)から売り切れていく。
聞くところによると、日本人が一番小型のノートパソコンを購入しているという。
十分小さくても、もっと小さいのが欲しくなるようで、Macユーザーでも小型のWindowsパソコンを使っている人は多いと思う。
Macでも1998年にPowerBook2400c/240画面サイズ10.4inch、本体重量2kg、外付けFloppyDiscDrive、CD-ROM Drive別売り、という機種が発売され好評を博し、未だに同サイズの復活を望む人は多い。
ご存じの通りノートパソコンは、デスクトップ型に比べて

  1. 拡張性が低い。
  2. よって使える年数も短い。

  3. 同じ性能のデスクトップより値段も高い。

なのにどうしてノートパソコンがそんなに日本で売れるのだろうか・・・?
逆にデスクトップには無いノートパソコンの利点を考えてみる。

  1. 省スペース。
  2. 持ち運びができる。
  3. 漏れなくモニターが付いてくる。
  4. デスクトップと違って、モニター等を他に買わなくて良い。

これくらいか・・・?
なるほど、1の省スペースは日本の住宅事情を考えると分かるような気がするが、それだけでは日本でノートパソコンが売れる理由には弱いような気がする。
それなら、Macminiがもっと爆発的に売れても良さそうなものだ。
持ち運べるといっても、職場ではWindows、家ではMacの人が大半だと思うし、モバイル環境が必要な人はそういないとおもう。
ましてや、私のようにPowerBookの中に悪さが全部詰まっていて、嫁さんに見つからないように肌身離さず持っていないと不安な人もそう多くないだろう。(笑)


もうひとつ日本人が好きな物に、「定食」がある。
そう、食堂に入って注文するトンカツ定食や天ぷら定食の定食である。
(洋風に言うならば「セット」か)
つまり、トンカツ定食を頼めば、ご飯、みそ汁、漬け物が最低でも付いてくる。
洋食のコース料理のように、いちいち前菜からデザートまで自分で選ばなくて良い。
面倒臭くなくて、非常に便利なメニューだ。
しかし、言い方を変えれば、他人任せ。
自分で考え、選ぶことをしない。
ひどい人になると、他人任せにしたくせにいざ定食が出てくると、やれみそ汁の具が少ないなどと文句を言う人がいる。
ノートパソコンの需要が多いという理由は日本人のこういう気質に寄るものではないのだろうかと思う。


日本人の大半の祖先が、農民で一部の武士の元に支配されてきた歴史がある。
長期間将軍が頂点にいて、各地に大名、代官がいた。
長い間、御上からの命令を受けて、それを忠実にこなすことに一生懸命になってきた。
与えられた環境で、与えられた条件の中で必死にノルマをこなし、欲しがりません勝つまでは!の精神である。
一方、アメリカ人などは、開拓の歴史である。
御上から与えられるものは何もないし、無いものは自分で創り出さなければならない。
外敵とも戦わなければならない。
与えられた環境で安穏とはしていられない。
だから、常に物事を自分の頭で考え、現状に照らして最前のものをChoiceしなければならない。
そういった意味で、生きていく上で日本人とは違った厳しさが自然に身に付いているのだと思う。
外国人と話していると、「君はこの事に関してどう考えているのか」と聞かれる。
私が一般的な意見を述べようとすると、「他人の意見はどうでもいい、君の意見を聞きたい」ということを言われることがある。
日本人も「他の人がみんな使っているから」とか、「みんなが良いと言うから」という理由を言うのはやめて、そろそろ最初から自分で考え選ぶ楽しさ、想像する楽しさを身につけても良いのではないだろうか。
何より大切なのは、正解であろうが間違っていようが自分の意見を持つことが大切だと思う。
間違えに気づいたら訂正すればいい。
それが自分自身を成長させるのだから・・・。


私は何も日本人の文化をけなしているわけではないので誤解無きよう。
ただ、自分の頭で考え、創造する人が少ないと感じたのでこういう記事を書いた。
そして、MacにSwitchしよう!(←結局これかい!)

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