親父の初盆

   

昨日の晩、お盆だから集まろうと、私の家族(嫁さんとチビ2人)、弟が実家へ集まった。
実家には母が独りで住んでいる。
昼頃に墓参りを済ませ、夕方から始まるささやかな宴会までの時間。
手持ちぶさただったので、弟と音楽でも聴こうとiPodを持ち出した。
しかし、母が独りで住んでいる実家に、アンプ内蔵スピーカーなどというハイカラなモノは無く、さてどうしようかと思っていたところに、弟が母のために買ってきたという数千円のラジカセが目に入った。


私は、車の中から、iPod用 カーカセットアダプターを持ってきて、ポカンと口を開けたままのラジカセに、アダプターを突っ込んだ。
なんとか装着できて、ちゃんと音も出る。(見た目は不細工だけど)
弟は、一応セミプロのミュージシャン。
クレージーケンバンドの横山剣さんは、酒が飲めないのでコーラを飲みながらバーにいた。
キャバクラの店長さんたちは、自分たちと同年代なので、浜田省吾が好きで、その影響で20歳そこそこのキャバクラのお姉さん達も浜田省吾を知っている等々。
業界?の裏話を聞いたり、iTMSなどの話題で盛り上がった。
そうやって弟の部屋で音楽を聴いて過ごすうちに夜の宴会の時間を迎えた。
仏壇や親父の遺影もある床の間に宴会の準備が整っていたが、なにか淋しい。
ふと思いつき、iPodとラジカセを持ってきて、B.G.M 代わりに桂支雀さんの落語をかけた。
「鳴り物」が珍しいのか、下のチビが踊り出し、にぎやかな宴会が始まった。
※鳴り物:寄席が始まる前などに笛や太鼓で演奏される邦楽
親父も落語が好きで、よく六代目三遊亭圓生さんなどをラジカセで聴いていたのを思い出した。
あの世で親父は、圓生さんや支雀さんたちと会うことができたのだろうか・・・
生きている者が、故人を思い出してあげるのがなによりの供養なのだという。
支雀さんの落語が面白いのか、親父の遺影が笑っていた。
大量の楽曲を持ち歩けると言うことは、こういうことなのか・・・
参考記事:iTMSで桂支雀を買いたい!

 - iPod・iTMSの話