託す時

   


りゅうた
生後50日の柴犬(男の子)「りゅうた」です。
柴犬のブリーダーさんに譲って貰って、今日から家族の一員になりました。
ブリーダーさんとは、とあるドライブインで待ち合わせをして、犬を飼うのは初めての私たち家族に一日の餌の量や与え方など、いろいろ教えていただきました。
この子には4匹の兄姉がいるのですが、一番身体が大きくて食欲旺盛とのことでした。
我が家の食費が増えるので、その分、私のお酒代がカットされるのは間違いありません。(笑)
そうやって引き継ぎが終わり帰り際、長女(小学校6年生)が「りゅうた」を抱っこしていると、ブリーダーさんが娘に向かって「任(まか)せたよ!」と力強く言いました。
当然ながらブリーダーさんは、彼(りゅうた)が生まれてからずっと面倒を見てきたわけで、親も同然。
悲しくないわけはありません。
だけど、別れなければならない。
そんな悲しさや寂しさを娘への「任せたよ!」の一言の中に見たような気がしました。
また、そう言うことによって、彼は自分の気持ちに区切りを付けたのでしょう。
「りゅうた」の将来を私たち家族に託して。
私たち家族は、彼の悲しみや寂しさをしっかり受け止めて、彼から託されたことを忘れずに「りゅうた」を育てなければならないんだ、とチビ達に話しました。


世の中が、とても住みにくくなってきましたね。
親として、チビ達が成人した頃、こういう厳しく住みにくい世の中を無事に渡っていけるのか心配です。
そのためには何を教えたらいいのか・・・
日本の学校教育や受験社会を批判するつもりはないのですが、少なくとも私が受けてきた教育は、問題の解き方は教えてくれましたが、問題を解く力(ちから)、体力のようなものは教えて貰わなかったような気がします。
解けない問題にぶち当たった時にどうしたらいいのか、ある種の知恵というか・・・
そうそう、学校の授業では知識は教えられたけど、知恵は教えて貰わなかったな~
日本人って、行き詰まるとすぐ玉砕しちゃうんですが、粘り強く、最後まで諦(あきら)めない強さ、大切さをチビ達に教えて、こんな住みにくい世の中でも生きていける体力を付けさせてやりたいな~っと思っています。
この世の中、生きているだけで丸儲け、「Louis Armstrong - The Universal Masters Collection: Classic Louis Armstrong - What a Wonderful WorldWhat a Wonderful World」ですからね。


Jobs氏が、「Macworld Conference & Expo」で基調講演を行わないことで、いろいろ取りざたされています。
Appleは創始者の1人である彼にとって子供も同然。
しかし、いつかは離れなければなりません。
会社は法人、いつかは親の手を離れて立派に独り立ちする日が来るでしょうし、Jobs氏もその事は十分承知、きっと世代交代が上手く行くようにいろいろ動いていることでしょう。
その1つが、今回の基調講演の欠席だったのかもしれません。
いつになるのかわかりませんが、彼が「任せたよ!」と言ってAppleを去る日はそう遠くないのかもしれません。
しかし、その一言は残るAppleの社員だけにではなく、私たちユーザに向かっても発せられる言葉・・・
私もそんなユーザの1人として、世代交代が上手くいくようにAppleを見守っていきたいと思っています。

昼寝
布団からはみ出してお昼寝中

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