選択肢と定番商品

   

maclalala2さんの記事
選択肢の多いことは消費者にとっていいこと・・・か?
を読んで思わず筆?を取りました。
伊勢名物に誰もが知っている「赤福餅」があります。
この赤福というお店、赤福氷や赤福ぜんざい、毎月一日にだけ発売する朔日餅など限定発売のバリエーション商品はありますが、基本的に普段売っているのは、赤福餅だけ。

赤福餅
※画像は、赤福のサイトから借用


創業が1707年(宝永4年)といいますから約300年以上続いている老舗です。
創業当時から赤福餅だけだとは思いません。
多分いろんな餅を開発したと思いますが、長い年月が経つ間、この赤福餅一本になったのでしょう。
この他にも伊勢にはいろんな餅屋さんがあるのですが、どのお店も主力の餅があるだけで、種類はそう多くありません。
スマートフォンのような最先端のITデバイスと和菓子を同列に考えるのも乱暴かと思いますが、物を売るという点においては同じ事が当てはまると思います。
つまり、品揃えの多さがお客さんの購買意欲をかき立てるものではないということです。
行動経済学的に言っても、消費者は選択肢が多いと選べないらしいです。
perigee:消費者の不安心理と消費行動
それに商品が多ければ多いほど開発コストもかかりますよね。
ひとつひとつの製品開発にかける時間や手間もかかり、結果製品の完成度が落ちることも…
やはり、数は少なくても良い製品を世に送り出すのが企業として効率よく収益を上げるやり方でしょうし、iPhoneのように顧客満足度を上げ、リピーターを増やすことにもなると思います。
そして、それが長い年月を経るうちに世のスタンダード、定番商品となっていくのではないでしょうか。
企業と消費者、どちらにとっても幸せな結果になると思うのですが・・・

 - iPhoneの話