Facebookは第二のAppleか?

   

Facebookの使い方が、未だにハッキリ解らないMetalです。(^^ゞ
今週の米国株式場で盛り上がったのが、世界最大と言われるSNSサービスFacebookの運営会社Facebook, Inc.がIPO申請をしたという話題。
ITmedia:FacebookがIPO申請 50億ドル調達へ

ビルディング
画像は、フリー素材屋Hoshinoさんから
この”IPO”とは、日本語で言うと「株式公開」の事。
詳しいことは、こちら↓
Wikipedia:株式公開
今回のことで、Facebookに関する記事をあちこちで読むうちに、ふと思ったのが、サービス業と製造業の違いはあれど、この会社(Facebook)は、Appleと非常に似ているんじゃないか?ということです。
以下、私が似ていると思ったところを3点挙げてみました。


1)創業から10年以内に人々の生活を変えた
スティーブ・ジョブズ氏は、1976年に事業を始めてから半年後にはAppleを法人化、直後に発表したApple IIでApple社を大躍進させ、Personal Computerを一般向けに発売します。
そして、1984年には、Macintoshを発売。
現在の主流となるGUI(グラフィカルユーザインタフェース)とマウスでPersonal Computerその物を変えます。
一方、Facebookは、マーク・ザッカーバーグ氏が、2004年に米国の学生向けにFacebookのサイトを公開、2006年には一般向けにも公開し、各国の言語にローカライズされ2011年現在で、ユーザー数は8億4500万人の巨大サービスに成長しました。
どちらの会社も、約8年で社会現象になるほどに商品または、サービスを成長させています。
2)創業主は20代で億万長者
スティーブ・ジョブズ氏は、Appleの株式公開で、僅か25歳で約2億ドルの資産を手に入れます。
一方、マーク・ザッカーバーグ氏は、Wikipediaよると、25歳の時すでに推定総資産額約40億ドルの億万長者になっています。
Wikipedia:マーク・ザッカーバーグ
そして、彼はFacebook株の約28%を所有しており、公開後に全て売る払うとのことですから、手にする資産は280億ドルとも言われています。
TechCrunch:Facebookの大株主一覧:ザッカーバーグは28%を所有
ちなみに、280億ドルは1ドル76円で計算すると2兆1千280万円!どこかの国家予算レベル。
どれくらいの税金が引かれるか解りませんが、半分持って行かれたとしても、MacBookPro17inchをAppleStoreOnlineShopのフルカスタマイズ製品(ThunderboltDisplayを付けて約45万円)が、22万枚以上買えます。 (゜д゜)
3)会社の存在意義と年収1ドル
生前スティーブ・ジョブズ氏は、「会社は社会貢献するために存在し、金儲けのためにあるのではない」と語っていました。
マーク・ザッカーバーグ氏も、同様に考えているようです。
以下、CNET Japanの記事:M・ザッカーバーグ氏が考えるFacebook--投資家向け書簡よりからの抜粋
「われわれのミッションとビジネス」という項目では、「わたしは、最初のバージョンのFacebookを1人で書くことから始めた。なぜなら、それは、存在させたいと私が考えたものだからだ。-中略- 多くの偉大な人々にとって最大の関心事は、素晴らしいものを作り、その一部になることだ。しかし、金銭を得たいとも考えている。チームを構築する過程において、そして、開発者コミュニティー、広告マーケット、投資家基盤を構築する過程において、わたしは、強力な経済的原動力や強力な成長力を持った強力な企業を創設することが、重要な問題を解決するために多くの人々を揃える最善の方法になり得るかということを深く感じるようになった。つまり、収益を生み出すサービスを作っているのではなく、より良いサービスを構築するために収益を得ているのだ」と述べている。

この書簡は、「Facebookは元々、会社になるべくして作られたのではない。世界をよりオープンに、そして、よりつながったものにするという、ソーシャルミッションを達成するために創設された」で始まり、われわれは、よりオープンでつながった世界が、より良い製品やサービスを生み出す真のビジネスを伴ったより力強い経済の創成に寄与すると考えている『最もリスクが高いのは、リスクを負わないことだ』などなど、個人の理念というか、生き様のようなものを書いた書簡で、非常に興味深いです。
是非、一読されることをお勧めします。
この文章を読んでいると、最初は非常に個人的な欲望から始めたサービスではあったけど、これを事業として展開していくうちに彼自身が成長し、人々のために役立てようとしているのが窺えます。
また彼は、スティーブ・ジョブズ氏のことを非常に尊敬しており、ジョブズ氏も彼の事を気に入っていたようです。
そしてスティーブ・ジョブズ氏がAppleに復帰後、Appleからの年収は1ドルの給与だったのを真似てか、Facebookからの年収を1ドルにするそうです。
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私は、このblogを続けているおかげもあって、昨年からApple関係やTwitterなどのSNSで繋がった方達とお会いする機会が多くなり、改めて人と人との繋がりって素晴らしいと再認識している今日この頃です。
Facebookには、往年のAppleのように様々な問題が起こるのでしょうが、頑張って乗り切って欲しいですね。
特に言論統制下にある人々などに光を当てて欲しいです。
ロイター:焦点:上場申請のフェイスブック、アジア挑戦は「いばらの道」
これから先、世界をリードしていくのは、一部の国や企業では無くFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで繋がった本当の意味での個人なのかもしれません。
未来は、本当に住みよい社会になるのでしょうか?
それは、これから大流行するであろう様々なソーシャル・ネットワークを使いこなす我々1人1人の意識にかかっているのだと思います。
最後に、上記のFacebookの書簡から
「現在、われわれの社会は、新たな転換点を迎えている。世界中にいる人々の大半がインターネットや携帯電話へのアクセスがあるという時を生きている。これらの素晴らしいツールは、人々の考え、気持ち、行動を自分が望む人たちと共有するのに必要である。Facebookは、共有する力を人々に与え、人々が中核にある機関や産業界をもう一度変える手助けができればと考えている」



マーク・ザッカーバーグ
画像は、未来を創ったスティーブ・ジョブズ氏への追悼コメントから

Facebookをもっとよく知りたい方は、この映画がお勧め。


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