Front Row は、パソコン音痴を救えるか?

   

我が家の場合、嫁さんがパソコン音痴なんです。
先日も、Safariへのブックマークの入れ方を教えようとしたら、「ちょっと待って!」と言って、チビを呼んできます。
「ちゃんと覚えておいてね」とチビに言い、自分は一生懸命メモを取っていました。
チビは、私がすることを見ていて、「分かった?」と訊くと「うん、分かった」と了解した様子。
(チビ達は、ふだんiMacG3のキッドピクスで絵を描いている)
嫁さんの方を見ると一生懸命メモを見ています。
「気に入ったところがあったら左の+ボタンを押す」
「どこへ入れるか聞いてくるので、フォルダを選んで・・・・」
と詳細にメモを取っています。


私は(゜;)エエッ
そういうやり方はいつまで経っても操作を覚えることができません。
次に使おうとするとまたメモを見なければならないからです。
つまり、メモに頼って自分の頭の中へ入れようとしていないのです。
もちろん、全部頭の中に入れていたら、脳みそが破裂しますので、私は、だいたいどこに何がある、程度でしか覚えていません。
Macの場合は、覚えなくても感覚で操作方法を理解することができます。
ある時は、このホームページはどうやってみるの?
と訊かれたので、見に行くとYahoo!の検索結果ページで四苦八苦している。
検索結果のページ自体が、サイトだと思っていたようです。
「この青くなったところをクリックすると、ホームページへ入ることができるよ。」
と半分呆れながら教えてあげました。


そんな自他共に認めるパソコン音痴の嫁さんが、私がかのサイトからダウンロードしたFront RowをPowerBookに入れて、アイコンをくるくる回したり、iTunesで音楽をかける様子を見せ「これは新しいiMacだとリモコンで操作できるんだよ」というと、
「私でもできるかな~」と言ったのです。
パソコンに興味を持ってくれたんですよ。
こんなこと初めてでした。(T.T)
パソコンを使ったことがない人または、使っているけど良くわからないと思っている人にとって、このFront Rowというソフトは、パソコンに興味を持つことの第一歩なのかもしれません。
テレビやビデオを操作する感覚で、パソコンがコントロールできる。
たぶんそれは私には理解できない喜びなのでしょう。
彼女は彼女なりに、パソコンに対して劣等感を抱いていたのかもしれない。
それが、彼女にも操作できそうだと思ったから、「私でもできるかな~」という一言が出たのだと思います。
まずは、興味を持つこと・・・
Front Rowと同時に発表されたPhoto booth
私たち大人にとっては、たいして面白いものではないですが、子供達にとってはどうでしょうか?
子供達は、一旦興味を持つと、同じ事を何度も何度も繰り返します。
大人は一回見たら飽きるビデオを繰り返し、テープがすり切れるほど見ます。
Photo boothは、そういう子供達にとっては、とっても魅力的なソフトだと思います。
何でもそうですが、興味を持っていないことを覚えなければならないのは、とっても苦痛です。
でもAppleは、今までMacintoshに興味を持たなかった人にiPodでMacintoshというPersonal Computerに興味を持たせ、今回は、iMacG5に搭載したFront RowPhoto boothで、それまでパソコンに興味がなかった人達にも目を向けさえようとしている。
素晴らしいことだと思います。
私は、このblogで何回も「Personal Computerは、生活を豊かにするものだ」言っています。
Personal Computerは、分厚い取説とにらめっこしながら覚えていくものではないのです。
自分がこうやりたい、こうしたいと思ったら、それに自然に楽しみながら応えてくれるPersonal Computer。
それがMacだと思います。
もっとも生活が豊かになっても、Macにはまったら財布の中身は豊かになりませんけどね・・・(^^ゞ

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