iPhone(iOS4.1)のHDR写真ってどうよ?

   

アイコンiOS4.1の新機能、HDR(ハイダイナミックレンジ)をレビューしてみました。

HDR
※画像はアップルのサイトから拝借
★ HDRってなに?
まず、HDRってなに?っというと、ウィッキペディアに出てました。
ウィッキペディアハイダイナミックレンジ合成
詳しい内容は、上記のリンクを見てください、簡単に言うと露出の異なる3枚の画像を一緒に撮って、後から合成しようって寸法です。
露出ってなに?という方は、明るさの違いと考えて貰って結構です。(ちょっと乱暴かもしれませんが)
カメラは人間の眼のように優秀ではないので、明るいところから暗いところまでを人間の目に映っているように一枚の画面に映すことができません。
ですから、明るい場所を撮影した場合、同じ画面の中の暗いところは細部まで再現されず真っ黒になってしまいます。
(これを"潰れる"と言います)
逆に、暗い場所を撮影した場合、同じ画面内の明るい場所は真っ白になってしまいます。
(これを"飛ぶ"と言います)
そこで、HDRでは、明るい場所が詳細に映っている画像、暗い場所が詳細に映っている画像、それらの中間の露出の画像、この3枚の良いとこ取りをして、一枚の画像にするのです。
そうすることによって、明るいところから暗いところまで詳細に映っている写真が撮れるんです。


★設定
iPhoneの設定で、適正(通常)露出の写真を残すかどうか設定できます。

設定
実際の撮影画面では、上部にHDR機能のオンオフスイッチが現れます。
その左にフラッシュの切り替えスイッチが現れますが、HDR機能をオンにした時は、フラッシュはオフにしかできません。

撮影画面
★画質
では、実際に撮影してみると画質はどうなるのかやってみました。
・まずは、天井の蛍光灯を撮影してみました。
オフの状態

OFF
HDRオフの状態では、光源の部分が飛んで真っ白になり、蛍光管がハッキリ解りません。
オンの状態

ON
オンの状態では、蛍光管の輪郭がハッキリ解るし、真ん中も飛ばずに映っています。
フラッシュ撮影

日中シンクロ
参考までに、オフの状態でフラッシュの強制発光した場合の画像も載せておきます。
逆光時などに手前にある人物を適正露出で映したい場合に使う所謂日中シンクロの手法です。
結構綺麗に撮れていますが、傘の部分が上手く再現されていませんね。
・暗めの場面
よく行くイタリアンレストランの店内です。
オフの状態

パスタ1
美味しそうなパスタですね。(笑)
オンの状態

パスタ2
いかがですか、どちらが美味しそうに見えますか?
私には、オフの状態の方が、立体感があり色にも深みがあって美味しそうに見えます。
HDR機能を使った方は、画像のコントラストが落ちてしまいメリハリの無い"眠い"写真になってしまいます。


写真や映画って、光と影を映し出すものです。
何を表現したいのかによって、光と影の捉え方が違ってきます。
そして、そのためにいろんな撮影手法があります。
今回のHDRもそんな撮影手法の1つとして使いどころを考えて使った方が良いでしょう。
とはいっても、表現方法の幅が広がってますますiPhoneが楽しく便利に使えそうです。
(*^_^*)

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