iPodも繋げる真空管CDプレーヤー

   

さまざまな科学関係のキット商品を販売しているエレキットさんから真空管を使ったCDプレイヤーのキットが発売されます。

TU-884CD
TU-884CD

※画像はエレキットさんのサイトから借用
この真空管を使ったCDプレイヤーキットは、以前も発売されていたのですが、今回は新機能を備えて限定復活。
その新機能とは、iPod等のポータブルオーディオプレーヤーを接続可能になったこと。
つまり、今までデジタルアンプへiPodを繋いでいた方は、間にTU-884CDを挟むことで真空管の香り付けをすることができるのです。
これまでに真空管を使ったiPod用アンプは発売されたことありますが、今回はiPodも繋げるというのが使い道が広がって良いのかも。
Macを繋いでiTunesの音に真空管の香りを付けることが可能です。
作成には、はんだごてを使ったり、慣れるまではちょっと敷居が高いところもありますが、エレキットさんの組み立てマニュアルはとても丁寧に作られていて、初心者の人でも時間をかけてじっくり作れば大丈夫。
(「はんだ付け虎の巻」という小冊子が付いていたと思います。)


実は私もエレキットさんのTU-880を作って、真空管オーディオの世界にはまりました。(^^ゞ
参考記事:GWは iPodと自作真空管アンプ
自分の手でモノを作り上げる喜びと、自分が作ったアンプなどで音楽が聴ける喜び。
その両方を手に入れることができます。
苦労したら、苦労しただけ完成したときの喜びは大きいモノ。
※ 1ヘッドフォンアンプも同時発売→TU-882
※2私がいつもお世話になっている真空管オーディオ ザ・キット屋さんでも予約開始しています。


私たちの世代くらいまででしょうか、テレビが真空管でできていたのを覚えているのは?(笑)
真空管も何種類かあるのですが、当時のテレビとかTU-884CDに使われているのは、mT管(ミニチュア管)と呼ばれる小さい真空管。

mT管
私が真空管アンプを使っていると言うと、昔を知る人は、「よく壊れない?」「替えの球はあるの?」などとよく訊かれます。
実際、昔のテレビは度々真空管が壊れて電気屋さんが修理に来ていたのを覚えています。
しかし、当時真空管がよく壊れたのは、当時の日本経済事情も関係していたようですね。
私が生まれた昭和30年代から40年代にかけては、いわゆる「高度成長期」、大量生産、大量消費が美徳とされていた時代でした。
そんな中で、真空管も大量消費時代。
真空管に無理のかかる回路でテレビ等が作られて、「使い捨て」。
ですから、適切な回路で使ってあげれば、不良品の真空管を使わない限りすぐ壊れないし、10年や20年は持つそうです。
「替えの球」は、現在でも中国やロシア等で作られていてオーディオ用やギターアンプ等で使われていますし、ヤフオクなどでも、取引されています。
なんだかこの辺は、Macを使ったことがない人が、Macに抱く誤解や思いこみに似ているような・・・


iPodと真空管が度々話題になるのは、ミスマッチの面白さもあるのでしょう。
最新式のオーディオプレイヤーと古代?の音楽再生機器との組み合わせ。
古き良き時代のモノと現代の最先端を行っているモノ
真空管アンプじゃなくても、iPodの音声をFMトランスミッターで飛ばして、それをアンティークな真空管FMラジオで再生するという方法もあります。
一時は、無くなってしまったかに思われた真空管も、その音の良さにオーディオの世界では徐々に復活。
デジタルの世界は、0(ゼロ)か、1(いち)か、つまりYesかNoかの世界ですが、人間の気持ちは、アナログで中途半端。
だから真空管から醸し出される音が人間の心に響くのかも・・・
真空管って何?という人はこちら→ウィキペディア(Wikipedia):真空管

 - iPod・iTMSの話