Jazz Time -ライブハウス-

   

Jazzは、ライブハウス。
Jazzは、大きな野外ステージやコンサートホールで演奏されるよりも、小さいライブハウスで演奏されることが多いです。
ロックなんかも、そうなのかもしれませんが、Jazzのライブハウスは、ステージと客席の垣根といいましょうか、段差がほとんど無いのが特徴です。
ライブハウスによっては、客席とステージの区別を付けていないところも多いです。
私が以前、寺井尚子さんのライブへ行った時は、まさに匂いの嗅げる位置(笑)。
私の席と2~3メートルしか離れていない位置で演奏していました。
なので、Jazzのライブハウスでは、音楽そのものが近くにあります。
空気そのものが音楽であふれかえります。
そんなに近くで聴いたら五月蠅(うるさ)くてたまらないのではないか?っと思う人がいるかもしれませんが、そうはなりません。
五月蠅いと感じる音には、そう感じさせるノイズのようなものが入っているから五月蠅いと感じるのです。
だから、近くで聴いても大きい音だとは感じても決して不快にはなりません。


そんなふうに音が近いから、音がハッキリ聞き取れるしストレートに音が飛んできます。
誤魔化しがきかない状況のなか、毎日毎日演奏を繰り返しながら、ライブハウスやリスナーがJazzプレイヤーを育て、成長させます。
だから、ライブハウスが1つ無くなってしまうと、それだけ素晴らしいJazzプレイヤーが育つ土壌が無くなってしまうのです。
残念なことに、私がホームグラウンドとしていたライブハウスがこの10月28日で閉店します。
名古屋栄のど真ん中、テレビ塔の横で20年間営業してきたBe VappというJazzバーです。


私が行き始めたのは1年半くらい前からなのですが、辛い時や心が沈んでいる時、ここのライブで何度助けられたことか・・・
ここのママさんは、自分では楽器も演奏しなければ、歌も歌いません。
それでも、何人ものボーカリストやJazzプレイヤーにいろんな助言をしたりして育ててきました。
もう、ここから何人ものJazzプレイヤーが生まれています。
私が応援しているボーカリスト佳川夏己も週に1~2回、ここで歌っておりました。
ここに通い始めてから、ドンドン歌が上手くなっていくのがわかりました。
もちろん彼女の努力もありますが、ママの助言が的確だったからでしょう。


ジャズって何だか難しそう。と思っている方も多いと思いますが、そうでもないです。
客席とプレイヤーがお互い刺激しあって、素晴らしい音楽が創り出されます。
だから、ジャズは一期一会。
そんな音楽との素敵な出会いを教えてくれたBe Vappに乾杯です。
ママさん長い間ご苦労様でした。m(__)m
店をたたんでもやることがいっぱいあるそうなので、惚けないとは思いますが、身体に気をつけて。
本当にありがとうございました。
あと1か月、財布が許す限り通いたいと思います!
このblogでBe Vappを知って行きそびれている方も後悔しないように、思い切って行ってみてください。(#^_^#)
今日は、そんなママがケイコちゃんと呼んでいるこの方に登場していただきましょう。
日本を代表するジャズボーカリストが、ここで歌っていたなんて私は未だに信じられないのですが(笑)デビュー前までこのBe Vappで歌っていたそうです。
ケイコ・リー


Keiko Lee/Another Side Of
Keiko Lee/Day Dreaming
Keiko Lee/In Essence (Hyb)

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