MacでJazzの日々

   

先日、リンクを貼っている佳川夏己さんの「Bar BEVAPP」でのライブを聴いてきました。
彼女はVocal、アルトサックスとリズムはギターの変則トリオでしたが、Jazzですからこういうのもありです。
どちらかというと、朗々と歌い上げる方ではなく土岐麻子土岐麻子さんBlossom DearieBlossom DearieさんのようなWhisperVoice(ささやくような歌声という意味)系。
サックスとの絡みが素敵でした。それに彼女の歌声には艶(つや)があるから心地よかった。
知らない間にローカルFMにも出ていたのか・・・
FM愛知北
彼女のスケジュールはblogにあります。よろしければどうぞ ☆
佳川夏己☆Natsuki Yoshikawa
そして一昨日は、レコードを買いに大須へ。
(先週もレコードを買いに今池へ・・・)
今月は何枚目だよ~~~。
もうそろそろ資金が底をついてきているんですけど・・・


などと言いながらも毎週末はレコード(アナログ)を買ってきては、MacでCD(デジタル)へ焼く日々。
参考記事:Macの音源お料理教室 前編Macの音源お料理教室 後編
私がいつもレコードを買いに行くのは、大須のハイファイ堂
中古オーディオ専門店なのですが、2階のほとんどがレコード売り場となっています。
ここがただの中古オーディオ専門店じゃない!
なんと! 店内で使っているパソコンが全部Mac。
当然在庫管理等のシステムもMacのソフトで行っている様子。
このお店は、名古屋の大須が本店で、東京の秋葉原と大阪の日本橋にも支店があります。
店員さんと話していて、なにげに「ここのお店は全部Macなんですね、私Mac4台持っているんですよ」というと「私も3台持っています」と即答。(笑)
Macユーザとしては、嬉しい限り。
こういうお店が増えないかな~


そのハイファイ堂で買ってきたのが、Art BlakeyArt Blakeyがらみのこの2枚。
1枚は、ジャズファンならよくご存じのArt Blakey & The Jazz Messengers - Art Blakey: At the Cafe Bohemia, Vol. 2 (The Rudy Van Gelder Edition)At the Cafe Bohemia, Vol. 2

At the Cafe Bohemia, Vol. 2

とこれ。

A Day with Art Blakey 1961
A Day with Art Blakey 1961
このアルバムは、1958年10月録音のレコードArt Blakey & The Jazz Messengers - Moanin'Moanin'で日本にファンキージャズブームを巻き起こしていたArt Blakey & The Jazz Messengersが、1961年1月2日に来日して初公演したときのライブ盤。
(Jazzの「J」の字も知らない私の母親に私のiPodに入っているMoanin'を聞かせたところ、「知ってる」と言っていましたので、当時いかにMoanin'がヒットしたかがわかります。)
Moanin'

彼らは、1月2日東京産経ホールの初演から、大阪・神戸を含み一日2公演など約半月にわたって日本中をJazz一色に染めたとか・・・
多くの日本人が、本場アメリカのモダンジャズを生で見るのが初めてで、毎回大入り満員だったそうです。
さしずめJazz版の「ビートルズ来日」といったところでしょうか?
このアルバム(2枚組)は、その初日の公演をこれまた20年後の1981年にレコード化したもので、モノラル録音ながら、なかなか貴重なレコードですよ。
日本人が、初めて生のモダンジャズに触れ、日本のジャズメンたちも彼らの演奏を直接その目で見ることができ、彼らと交流を深めたとか。。。
聞くと見るとでは大違い。
勉強になったことと思います。
それよりなにより、レコードに納められた歓声のすごさが当時の熱狂ぶりを物語っています。
曲が始まるとたまに変な手拍子を入れたり、日本語でなにか叫んだり・・・(汗)
(余談ですが、この時の来日メンバー、リー・モーガン(tp)とウェイン・ショーター(ts)の奥さんと恋人が共に日系人だったとか)
ライナーノーツによると、そんな、日本公演のラストステージ、場所は東京新宿にあったジャズ喫茶「木馬」。
Moanin'の大ヒット以来、ヨーロッパでも公演をしてきたリーダーのアート・ブレイキーが最後にこう挨拶したそうです。
ライナーノーツから引用
「私は今まで世界中を旅してきたが、日本ほど私の心に強い印象を残してくれた国はない。それは演奏を聴く態度はもちろん、なによりも嬉しいのは、アフリカを除けば、世界中で日本だけが我々を人間として歓迎してくれたことだ。人間として!ヒューマン・ビーイングとして!」
多少のリップサービスもあるのでしょうが、何人もの黒人ジャズプレイヤーがアメリカを去っていったのを見れば、あながち大げさとは言えないでしょう。
彼らののレコードを聴いていると、そんな黒人ジャズプレイヤー達の心の叫びが聞こえてきます。
【追記】
この映像↓が、前からYouTubeにあるのは知っていたのですが、日本公演の時のモノだと知ったのは最近。そう言えばピアノに「YAMAHA」のロゴが・・・

ちなみに、「Moanin'」の「moan」は「うめく、不平を言う」などの意味。
来日のメンバーとは違いますが、Moanin'はこちら
自分の生まれた年は、こういう出来事から始まったのだな~っと感慨深い。
このレコードが、1,600円で買えたのはラッキーなのか?
でもなんか嫌。。。(苦笑)


でも、こうやってJazzのレコードや、生演奏を聴いたりしているとホントに心地よい時間が過ぎていきます。
最近やっと「人生が永遠ではない」ということが実感として理解できるようになってきました。
だからこそ、心地よい時間を大切にしたいと思います。

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