Mac OSX Lionの復元機能を使う その1

   

先日、買ったばっかりのMacBook Air13inchでLionの復元機能を実践しました。
自分の頭の中を整理しておくためにも記事にしておこうと思います。
【注意】今回の方法は、Lionと同時に発表されたMacBook AirMac miniで使えるものです。これ以前のMacについてはMacApp Storeからの再ダウンロード(購入済みのタブをoption+クリック)などで対応してください。
また、万一に備えてLionの作成しておくとよいでしょう。
Macの手書き説明書:Lionの起動ディスクを作る方法
これまでシステムが壊れた場合、WindowsPCを含めて、従来はシステムディスクなどからインストーラーを起動して、HDDなどにインストールしていました。
しかし、Lionからはシステムが不具合を起こした場合に使用するインストールディスク(先代のMacBook Airの場合は、インストールUSB)が付属しません。
この点が大きくMacOSXと大きく異なっています。
正にInnovation。

Lionの復元機能
画像は、Appleのサイトから拝借

OS X Lionの復元機能 - Lionの復元機能、登場。


Appleのサイトにもありますが、Lionの復元機能は2段階に分かれています。


1、MacOSX Lionのシステムだけが壊れた場合
2、MacOSX Lionの入っているHDDなどの記憶媒体ごと壊れた、もしくは記憶媒体を新しい物に入れ替えた場合
バックアップが取っていない場合は、どちらが発生してもシステムインストールディスクなどから起動して、システムを入れ直すのが今までのやり方。(Windowsもね)
しかし、Macでは、きちんとバックアップを取ってある場合、以前から他の方法が使えます。
MacOSXでは、二代前のOSX10.5 Leopard からTimeMachineという自動バックアップ機能がありますから、これを使って調子の良い時のシステムに戻してやる方法もあります。
参考記事:Leopard雑感 その4-TimeMachine-
またそれ以前によくやっていたのは、システムを入れ替えてから必要なアプリなどをインストール。
その後に(つまり綺麗な状態のシステムを)、ディスクユーティリティ.appを使ってディスクイメージ化しバックアップとして保存しておく。
そして、トラブルがあった場合は、そのディスクイメージを再びディスクユーティリティ.appを使って「復元」させるということをやっていました。
参考記事:iPodをバックアップツールとして使う
ここ↓で使ったCarbonCopyClonerアプリケーションを使ってシステムを丸ごとコピーするという方法もあります。
参考記事:Mac OS X Lionのインストール方法
では、今回は Lionになって何処が進化したのでしょうか?
解りやすいように、2回に分けて記事にします。


1、MacOSX Lionのシステムだけが壊れた場合

私は、システムが逝ってしまったりおかしくなった場合、外付けHDDなどに入れておいたシステムやインストールディスクから外部起動して、上記のシステムの修復や入れ替えをしていました。
しかし、今回のLionの修復機能は、わざわざ自分で緊急起動用のシステムディスクを作らなくても、システムをインストールするとセットでRecoveryHDが作られ、こちらを起動ディスクに指定すると、復元するためのシステムが起動できます。
(optionキーを押しながら起動すると、起動ディスクを選択する画面が出現)

Recovery HD

そしてこのシステムに修復するための方法をいろいろ選ぶことができます。
(commandキー+Rを押しながら起動すると直接RecoveryHDのシステムが起動)

復元画面

余談ですが、ユーティリティのタブにはこんなのも隠れています。

ユーティリティタブ

バックアップを何も取っていなかった場合は、上から2番目のMac OS X を再インストールをクリック。
インストールのダイアログが出て、指示に従っていくと新たにLionのシステムがダウンロードされます。

インストールダイアログ

あとは、4GB近いシステムがクラウドから落ちてくるのを待っているだけ。
ダウンロードが終わるとインストール画面へ移行します。
【重要】再インストールする前に、古いシステムを消去(フォーマット)すること
私の場合、これをやってなかったばっかりに深い迷路に落ちることになります。(^^ゞ
インストーラーがインストールをしようとしても、古いシステムが入っているためエラーが出てインストール出来ない状態に。(>o<) しかも、フォーマットしてから再度ダウンロードしてもインストーラーがエラーを出してしまします。 GeniusBarへ持ち込むしかないか...と諦めかけていたのですが、PRAMのクリア(「command+option+P+R」を押しながら起動)というワザを思い出してトラブルもクリアしました。(^_^)V
※このワザは、メモリ内等に記憶された設定などを解除するものです。
詳しくはこちら↓
Apple:MacのPRAMおよびNVRAMをリセットする


このRecovery HDは、これまでユーザーが行っていた修復作業を効率よくできるためにまとめたものだと感じました。
考えてみれば、パーティションや外付けHDDに緊急起動用のシステムを入れておくなんて、Macを触って間もない方は気が付かないような方法です。
これからは、iPhoneiPadのiOS からMacへ乗り換える人がますます増えることは確実です。
Personal Computerを万人のものにするためには、今までのように便利なだけではなくて、もっと解りやすく使いこなすための技術を提供していく必要があるのかもしれません。
つづく

 - Mac・iPhone・iPad入門