MacBookProのデザインはなぜ変わらないのか

   

さぁ、噂どおりにMacBook ProMacBookがリニューアル。
日本のサイトで販売されるのを待ちかまえて、ポチッとした人もいたようですが・・・
モノが好き2:ぶれずにBuy Nowした、2.5GHz 15inch MacBook Pro
しかし、どちらも大きなデザインの変更はありませんでした。
Apple Store(Japan)
まぁ、MacBookは発売されてからそんなに年月が経っていないので当たり前かもしれませんが、MacBook Proの方は、結構長いこと使っていますね。
このアルミ筐体は、私のPowerBookG4の前から同じデザインですから、もう3年以上になります。
私が、Macを使い出した10年近く前は、バージョンアップのたびにPowerBookのデザインは変更になっていたような気がします。
では、なぜこの筐体をこんなに長く使っているのでしょう。
ここから先は、私の推測&妄想&意見なのですが・・・
Apple Store(Japan)


1つは、コストの問題。
どんな商品でも新しいデザインを作ろうとするとデザイン開発にそうとう費用がかかるものと思われます。
まして、Personal Computerは、放熱問題とかありますし、内部に詰めるモノの配置まで変えなくてはならない。
その設計に要する時間もバカにならない。
もう1つは、PowerBookG4から続くこのデザインが機能面等から見ても完成の域に達しているのではないでしょうか?
私は写真を趣味でやっていました。
まだデジカメができる前ですから、アナログ(銀塩)カメラです。
では、プロ用のカメラと一般向けのカメラは何処が違うのか・・・
機能面は、当時の一般向けのカメラだって、プロ用に負けないくらい充実しています。
知識が無い人でもプロが撮ったのと同じ表現ができるように、プロ用よりも機能が多いくらいです。
一番違うのは、その耐久性なのですよね。
例えばシャッタースピード。
シャッターは、機械的に幕を開け閉めしますから、使えば使うほど徐々にスピードが狂ってきます。
プロは、シャッターを切る回数が一般人に比べて格段に多いですし、露出がシビアなポジフィルムを使います。
なにより出来上がりの光をイメージしてシャッターを切りますから、簡単にシャッタースピードが狂う(つまり露出が狂う)ようなカメラは使えません。
ですから、シャッターの部品1つとっても高級なモノを使います。
その点、一般人の場合は、ネガフィルムを使うことが多いですし、カメラを使う頻度がプロよりも格段に少ないので、少々柔(やわ)な部品を使っても露出が狂うほどの事はないでしょう。

NikonF3
※ NikonF3:画像はNikonのサイトから拝借
その他、ネイチャーフォトグラファー(自然をテーマに写真を撮るカメラマン)であれば、山登りとかもしますから、衝撃に強いとか、シャッターや内部の機械が凍らないという事も重要になってきます。
プロ用というのは、目に見える機能よりも、そういう基本的な足腰がしっかりしていることが要求されるのです。
余談ですが、私の記憶が正しければ、冒険家 植村直己は、Nikonへ北極圏の冒険前に北極でも凍らないNikon F3を特注しています。
つまり、目新しさをねらって安易にデザインを変えるよりも、これまで使ってきて安定しているデザインを継承した方がリスクが少ないし、プロ用であれば、何より安定して動く事の方が優先されるのではないでしょうか?
というわけで、プロ用をうたっているMacBook Proのデザインの変更は無かったのかな~って思います。
おなじくMac Proも結構長いことあの筐体を使っていますしね。


発売する方は、機能面や、使い勝手等を考え抜いてベストのデザインの製品を発表するわけですよね。
よほどの理由がない限り、そのデザインを2年や3年で大幅に変えてしまっては、私としては「何か欠陥があったのか?」
と思ってしまいます。
もちろんそのデザインを設計する費用が値段に上乗せされるわけですから、デザインをコロコロ変えるのはいかがなモノかと思います。
良いデザインって、長く使えて飽きないモノなのではないでしょうか?
私の大好きなフォルクスワーゲンビートルのように

250px-VW_Kaefer_front_20071001.jpg
※画像は、ウィキペディア(Wikipedia):フォルクスワーゲン・タイプ1から拝借
しかしこの車、細かいマイナーチェンジは毎年のように行われていました。
常に改善・改良を怠らないこの精神が大好きです。
それに、デザインが変わらないということは、私のPowerBookG4が全然古くならないのも○です。(笑)

 - Appleを語る