Metal ザ・キット屋へ行く

   

前回の記事では、私のiTunesへの愚痴に付き合っていただいてありがとうございました。m(__)m
iTunes&iPodから始まった音楽道楽が止まらなくなっています。(T.T)
ゴールデンウィークには、生まれて初めて真空管アンプのキットを自作してみたり。
以前にも記事にした「McIntosh」のアンプや「JBL」のスピーカーを安く買えないものかと、Yahoo!オークションの高級アンプとかスピーカーを見ています。
(見てるだけ~なのですが、オーディオのブランドや機種の勉強にはなります)
またある時は、大須の電気街を回って高級スピーカーの試聴をさせてもらって楽しんだり・・・
参考記事:もうひとつのマッキントッシュ
でもそれらのパワーアンプやスピーカーはやっぱり高い!
いくら良い音がすると行っても1台何十万円もするようなオーディオ機器なんて、私のような庶民が手軽に買えるもんじゃありません。
それに、私はそんなにお金を出すんのだったら、MacBook Proと新しいiPodを買ってます。(笑)


そんな時に、Apple-Styleさんにリンクされていたblogの記事(だったと思います。散々探したのですが元記事を見つけられませんでした。(T.T))で 信州 乗鞍高原 JAZZが流れる ペンション ウインズさんのことを知りました。
このペンションは、タダのペンションではありません。
なんと、ウィスキーの樽(樽スピーカー)や米松を使用してスピーカー「米松の手作りエンクロージャー(スピーカーの箱)」を作成されているのです。
真空管アンプで、そのスピーカーの音を楽しめる。
オーディオ大好き人間が集まる総本山のようなペンションのようです。
そのエンクロージャーをコラボレートして販売しているのが、愛知県刈谷市にある「真空管アンプ ザ・キット屋」さんです。


ザ・キット屋」さんのサイトを覗いてみると、手作り(キット)のアンプなどの情報が満載です。
私は、以前の記事:GWは iPodと自作真空管アンプでも書いたようにアンプ作成に関しては全くの素人です。
専門用語は全く解りません。
回路図なんか読めません。
はっきり言って「ド素人」です。
でも、あのアンプを作った時に、昔の血が騒ぐと言おうか 物作りの楽しさを久しぶりに味わいましたよ。
元々、プラモデル(ガンダムですが、(笑))を作ったりして工作は大好きなのですよね。
そして、ドキドキものでスイッチを入れて、そのアンプから実際に音が出たときは感動ものでした。
(配線を間違うと火が出ることも・・・{{ (>_<) }}) 話を元に戻します。 「ザ・キット屋」店主の大橋さんの「店主日記」がサイトで掲載されているのですが、これがまた素敵なんですよ。
とってもお忙しい中、毎日のように日記を更新されています。(もちろん林囓よりも更新数が多いです)
アンプなんかの話題が中心なのですが、読んでいるとオーディオの勉強になると共に、人と人との繋がりを感じることができて とっても心が温かくなるんですよね。
それに音やアンプへのこだわりも感じられて、とても共感できます。
そんな、大橋さんの人柄を慕ってか、毎日何百通ものメールが来るそうです。
アンプやオーディオのことから、人生相談まで・・・
幸い「ザ・キット屋」さんには、試聴ルームが完備されていて、予約を入れれば誰でも試聴させていただけるということなので、先日平日の休みを利用して行ってきました。


私にとって刈谷市という場所は、全く初めての土地。
カーナビにバッチリ ポジションを入れたつもりなのですが、道に迷ってしまって予約時刻に遅れてしまいました。(^^ゞ
携帯で連絡を入れながら約15分遅れで到着しました。
お店の前には大橋さん本人が出迎えていただいて、恐縮の極み。
私は、こう見えても結構人見知りする方、ましてこの世界で有名な大橋さんとご対面ということで、緊張しまくりでした。
緊張していたわりには、試聴室で「プリアンプを外して欲しい」とか、最初は「樽スピーカーと樽アンプでお願いします」とかいろいろ注文付けてしまいましたが・・・(汗;
試聴の予定時間が1時間だったのですが、大橋さんのご厚意によって、3種類のスピーカーと2種類のアンプで試聴することができました。
スピーカーは、前述の「樽スピーカー」「米松ミニ」それと「MM-141S(多分)」。アンプは、通称 樽アンプ の「WS-350B」と「JB 2A3 ver.2」でした。
私は、この試聴のためにiTunesで手持ちの楽曲の中からCDを作っていったのですが、大橋さんに指摘されたように「重い曲」ばかりでした。

John Coltraneジョンコルトレーン

Miles Davisマイルスデイビス
マルウォルドンの1950年代から60年代のJazzを中心に、ボーカルも土岐麻子
Blossom Dearieブロッサムダリア
、極めつけは、井上陽水の
井上陽水 - 断絶 - 傘がない傘がない
 (笑)
以下のスピーカーの印象は、あくまで私の私見ですが。
「樽スピーカー」は小さいのにとってもよく鳴る箱です。
あんなに小さいエンクロージャーなのに、箱同士が共鳴しているように大きな音で鳴ります。
そして、甘いしっとりした感じの音でした。
「米松ミニ」には、ALTECのCF204-8Aというスピーカユニットが入っていて、まさしく古き良き時代のJazzを彷彿とさせる乾いていて、パワー全開の音でした。
マルウォルドンの「Cat walk」という曲があるのですが、ベースのソロが続いたあとで唐突にピアノの演奏が入るときの音は強烈な印象として残っています。
「パシ!」という はじけた音と共にピアノの演奏が始まります。
こんな音は、今まで有名メーカーが出している iPod用スピーカーでは聴いたことのない迫力でした。
多分この「米松スピーカー」を買ってしまうと思います。
(もう一度くらい試聴してからかもしれませんが・・・(笑))


試聴中の合間合間に、大橋さんとお話しもできたし、とっても楽しい一時を過ごさせていただきました。m(__)m
予定時間を大きく延長して試聴させていただいて、帰り際にはキット屋グッズもいろいろいただいてありがとうございました。
最後に、大橋さんの店主日誌から私がとっても印象に残った言葉をご紹介いたします。

でも私どもは今後もずっと何があってもキットにこだわり続けます。それは自分でものを作り上げる感動、自分が作ったアンプが奏でる音楽を聴く歓びを決して潰えさせたくない、という意地でもあります。現代は大量生産,大量消費,大量廃棄の時代。それこそ「製品」と名のつくものは何万、何十万というロットが当たり前の世の中です。そんな最大公約数的な十把一絡げ的な考え方が当たり前のいま、世界に一つの自分だけの一台を作り上げることの素晴らしさを是非知って頂きたいからです。今この時代だからこそ。

2006,06,26 店主日誌
有名メーカーから出ている既製品の高級オーディオ機器は、数十万円しますが、「ザ・キット屋」さんで扱っているのは、5万円前後から高くても20万円くらいです。
それでも自作の楽しさや満足感、高級オーディオに負けないくらいの音を私たちに与えてくれます。
青い鳥は案外近くにいるのかもしれませんね。
Macは、自作することもできないです、製品としていっぱい世の中に出回りますが、私の使っているMacは世の中でたった1台なんです。
一期一会、この世で不思議な縁で巡り会ったMacとは、これからも大切に付き合っていきたいと思っています。
そんな感覚にしてくれるPersonal Computerは、今のところMacしかありません。
自作オーディオにしてもMacにしても、物を大切にする心一つで至福の時が味わえるかもしれませんよ。(#^_^#)

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